第130章

チャーリーが以前手配していたのは、もともとロゲスト家付きの魔法使いたちだ。いま改めて声をかけるのも難しくない。彼らにとっても、こういう仕事は別口の報酬が出る。

ただし城館の手の空いた魔法使いは、いま皆アリシアの素材処理に回っている。となれば、城下へ出て、当番に入っていない者を呼び戻すしかない。

もちろん、何もかも魔法使い任せにはできない。雑務は普通の職人の手が要る。アリシアは建築師二人の推薦も受け、専門の建築班を雇って彼らに付けた。

そうした段取りは、アリシアが「こうしたい」と要望を口にして、方向だけ示せばいい。あとは勝手に人が動く。彼女が頭を悩ませる番ではない。

ほどなくして、二か...

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